さすらえど
 
しばらくこんな感じで
 

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ドラマ モンスターペアレントを観て

ドラマのモンスターペアレント1話2話をみた。
まあ、なんか面白そうだと思ってみたんだけど。
うーん。厳しい。

序盤なので、最初から簡単に親たちをやり込めないと思ってたので、ムカつきながら我慢して観てたけど。

第2話で双方の歩み寄り的な解決をみせたことで、たぶん、このドラマの方向性がわかった。
「主人公(米倉涼子)は、裁判で勝つことが大事な弁護士。
 でも、教育の現場はタダ勝つのではいけない。教育者と保護者が手をとりあって進むべきだ。
 モンスターペアレントになるにも、なんらかの事情があるのだ。」
そういうのを主人公が気がついて学んでいく話なんだろう。

視聴者は第1話の印象から、もっと主人公にわがままな親たちにガンガン言ってほしいと感じたと思う。
敏腕弁護士が教育の世界に入ったらどうなるのか、どうやって料理していくのか非常に気になったと思う。
双方、歩み寄りの解決はたぶん、視聴者肩透かしだ。
こういう話なら、主人公が弁護士でなくても良い。(教師側の事件初期の配慮不足が後半に明かされるのはミステリとしてもフェアでないし)

きっと、制作サイドは、視聴者をやんわり教育でもしようと思ってるんだろうな。
はっきりいって、よけいなお世話であると思う。

日本はとりわけ、教育に金をかけることに消極的で、後進国ではないかと思う。
今の教育をやっていて世界で勝ち抜いていける人材を大量に作ることは不可能だろう。
モンスターペアレントが暴れれば、裁判でも何でもすればいい。それでいいんでないだろうか?
1,2話をみるかぎり、教師が時間を割かれることにより、モンスターペアレントのせいで、他の子供の教育の時間が遅れている。
電車を無理やり個人が止めれば、賠償金がもの凄いものと聞く。
子供の時間を軽んじ、時間を止めてしまった親はそのくらいの社会的な制裁を食らっても良いと感じる。
モンスターペアレントたちがどれだけ子供の貴重な時間を奪ったかということは、もっと描かれるべきだと感じた。

ほとんどの先進国では、小学校というものは、刑務所のように高い塀などを作り、外の社会から隔離されている。
警備員を配置している学校もあるだろう。治安が悪いからそうしているということもあるのだが、それだけ、子供の教育に対して配慮しているともいえる。
日本はその辺が極端にルーズであり、ケチなのだ。
子供の将来のために、守るために、親がアポなしで学校で飛び込んでこれるなんて、ありえないという発想を持つべき。
どうしても、日本の場合、なぜか、税金、社会保障、教育、思想に関しては、義務教育では教えない。
教えないから、解らない親がでてくるのだ。それが根本の原因だと。なぜ気づかない(クワトロ風)。


ま、どんどん話がずれるので、少し戻すと。

ひとつ気になったのが、第2話でてきた赤ずきんちゃんの劇の話。
結局、もめて「ほぼ全員が赤ずきんちゃんになった」と、おかしいね。っていう落ちなんだけど。
よく聞く話だ。ただ。根本的な問題点を指摘する話を聞かないので、
もしかして、皆、気がついてないのかもしれないので、書いておく。

なぜ、大人は子供が劇をするのを不自然に思わないのだろうか?
本来、演劇というのは、お金払って、見るているもので、高度な表現方法であり芸術だ。
なぜ、タダでお金をかけずに、子供(幼稚園、小学年低学年)が、そういうことができるようになってると親が思うのか不思議でならない。
台本どおりしゃべれば、演劇なのか?演じている者は、理解して演じているのか?ただ、言われたとおりのことをやってるだけなのではないのか?
結局、子供に劇の真似事をやらせるのは、教育者側の自己満足と感じる。
発表会で、ここまで、あなたたちの子供を仕込みましたよというアピールでしかないと思う。
はっきりいって子供にとってみれば、迷惑な話であり、時間の無駄だ。(発表会で発表するのは教育として価値がないわけでない)

台本は先生が用意してもいいが(できれば生徒が台本を作って)、その役のイメージや心情を理解できて、何を重視して訴えるかテーマまで決めれる段階になって、初めて、そういう教育をするべきだ。そして、そういうものはプロでも短期間では完成できない。

演劇が比較的に安価にできそうだから、つい手をだしたいのはわからないでもないが、
教育者が芸術や文化に対して、安易な態度で、扱ってきたことへのツケがきているだけである。
「演劇は主役が華ですよ。それ以外の役はカスです」という単純な価値観を刷り込んだのは、教育側の幼年教育の成果だ。
その価値観が育って、劇にクレームをつけるモンスターペアレントが育ったわけだ。
「劇は難しいものです。真似事するにも、それぞれの役に対する理解や、物語を深く分析する必要があります」
と教えて、安易に手を出してなければ、全員が赤ずきんの配役で納得する親はいなかっただろう。(本気で赤ずきんちゃんの真髄まで理解しまったら、この作品を子供の劇で使おうと誰も思わなくなると思うが)


結局、問題点が見直されて、その子たちが親になるには、10年以上時間成果がかかり、浸透するとなると次の次の世代からかもしれない。
今、自分の子供を本当に恵まれた環境に育てたかったら、金をかけて、教育するしかない。
この歪んだ義務教育で全てを解決してもらおうなんて虫が良すぎるということを理解すべきであると思う。


あ、なんか、またズレてきたな。

このドラマ、あと一回観たら、今後観るか考えるな。
弁護士が痛快にモンスターペアレントを切っていく話のほうが、まだ、良いと思う(批判がでたとしても、弁護士と教育をぶつける話は、社会と教育のありかたの問題定義としてよい題材だと思う。)
今回の話みたいに、今の教育的な考えの延長で、担当者が努力して、ダメだと思ってたけど、ちょっと手法変えて、がんばったら解決できましたみたいな話なら、
もう打ち切りになってほしいなあと思う。



7月14日(月)07:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 雑記 | 管理

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